garbagetown

個人の日記です

パンズ・ラビリンス


昨日は最寄り駅近辺で友人と四件飲み歩き、完全に泥酔して帰宅後そのままソファで気絶していたのですが、午前七時頃にむっくり起きてリビングのカフェテーブルに目をやると何故か TSUTAYA の手提げ袋が置いてあり、中に DVD が二本入っていたので、先ずはパンズ・ラビリンスを鑑賞しました。
全体的にはまあまあといった感想でした。箇条書きにすると以下のような感じ。

  • 朝っぱらからシラフで観る映画ではなかった
  • スペイン語がまったく分からない
  • ややグロ系
  • ファンタジー世界全体のデザイン、映像はなかなか

オフェリアを迎えに来たメルセデスが、壁にチョークで書かれた扉を発見するシーンや、オフェリアを追いかけてきた大尉にはパンが見えていないシーンなどに、ひょっとするとこのファンタジー世界は・・・と思わせる含みがあり、深夜に酩酊しながら観るとオフェリアに同調することができて、また違ったのかな、と思います。
現実世界の大人からはオフェリアの行動や言動が奇異に写るという描写をもっと入れると、途端にもの悲しくなって良かったのかなとも思いますが、あまりにわざとらしいとシラけるので、これくらいで丁度いいのかもしれません。
ファンタジー世界のクリーチャーのデザインが素晴らしく、もう二、三体登場させて欲しかったとも思います。