garbagetown

個人の日記です

陽気なギャングが地球を回す


アヒルと鴨のコインロッカー」と同じく、伊坂幸太郎さん原作の映画を観てみました。とは言え、原作は未読なので映画のみの感想。
最初から最後までわざとらしさで塗り固められていますが、思いっきり狙ってやっているので嫌味な感じはなく、気楽に観られる映画でした。登場人物の服装やクルマ、店の内装など、視覚的な部分のセンスが良いです。
音楽も良かった。スタッフロール中の音楽がなかなかいい感じで、「ほほう」とかエラそうに聴いていたらボーカルが和田アキコ。なかなかいいチョイスだと思いました。
ストーリーは、まあこんなもんかな、という感じ。ぼく自身が疑り深い性格の上、「アヒル〜」で少し伊坂さんの手口が分かっていたので、一番最初と一番最後の展開は読めてしまった。
気になるのはカーチェイスシーンなどで観られる安っぽい CG 。狙ってダサくしているのか、本気だけどダサくなってしまったのか、判断が付きませんでした。いずれにせよダサい。
Amazon のレビュなどを読んでみると、原作の方が遥かに面白いようなので、古本屋でも回って探してみます。勤務地が竹橋から神保町に変わり、周囲が本屋だらけなのです。