garbagetown

個人の日記です

ビッグ・フィッシュ


これまた小説を映画化した作品。ティム・バートン監督です。
これまでのティム・バートン作品をどこかで期待していたため、冒頭の十分くらいは「あれ?」という感じで、何かを勘違いして別の監督の作品を借りてきてしまったかな、と思ったほどでした。
が、回想シーンに入ると、やっぱりティム・バートン。きれいな映像と、ユーモラスだけどグロテスクで、それでいてどこかリアルな雰囲気。
ストーリーは、小説の映画化ということもあってか、ハートフルなヒューマン感動路線で、そういう意味では万人向けですし、とてもいい話なのですが、「映像はいいんだけどねえ・・・」というモヤっとした感じが残るという意味では、「スリーピー・ホロウ」や「スウィニー・トッド」に近いと感じました。
ティム・バートン監督は現在、古巣のディズニーと組んで「不思議の国のアリス」の製作をしているとのことで、期待しています。最強のパートナー、ジョニー・デップも絡んでいるようです。