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garbagetown

個人の日記です

ミュンヘン旅行記 [0日目]

去年の元旦 にも掲げたものの過労の末の入院というまさかのアクシンデントに見舞われて予約タイミングを逃し、今年の元旦 にも掲げた本場ミュンヘンオクトーバーフェストへの参戦という目標。
ついにこれを達成することができましたので、日々着実に死滅していく我が脳細胞に美しい旅の記憶がわずかでもこびりついているうちにこれを電子の凹凸として半永久的に記録しておきたいと思い、約三ヶ月ぶりにブログなどというものを書いている次第です。
さっそく我が聖地ビールの都ミュンヘンの思い出を綴りたいところですが、ここへ至るまでの紆余曲折もなかなか波乱に富んだものであり、まずはこれを記録するところから始めたいと思います。

メンバーチェンジ一回目

数十万円という大金をはたいて何をしにドイツくんだりまで行くのかと問われれば胸を張って「ビールを飲みに」などとのたまう半狂乱アル中ツアーに当初参加する予定だったのは男性四名女性一名の計五名。
男性のうち一名と女性一名は夫婦なのでツインの部屋、残りの男性三名でトリプルの部屋を予約する。ここまでは順調だったのですが、ほどなくしてトリプル部屋の男性一名が諸事情により参加を断念。
ここでツイン二部屋に変更するのは簡単だったのですが、四名ってのもちょっと寂しいねえ、などと言いながら代わりのアル中を探すことに。

メンバーチェンジ二回目

そんなある日、会社の飲み会の席で女性の後輩社員が「わたし近頃ドイツビールを飲めるようになったんです」などと生意気なことを言うので、ここは先輩社員としての威厳を示さねばならんと思い「まあぼくくらいのビール好きともなるとこの秋に本場ミュンヘンまでドイツビールを飲みに行くわけだが」などと自慢したところ「わたしも行きたいです」と。
ん?いや、ちょっと待って。ほら、行きたいったってドイツだし。何十万円ってお金がかかるんだよ、たかがビールを飲みに行くだけなのに。正気の沙汰じゃないよ、本当に。それでも行くの?と、なにやら自虐的な言葉を並べて真意を確認するも、きっぱり「はい」と。
とんだところでアル中を発見してしまい、旅のメンバーは男性三名女性二名の計五名に。

メンバーチェンジ三回目

とは言えトリプルの部屋に男性二名女性一名はさすがにマズい。会社の後輩と言うこともあり、転がり方によってはぼくの左遷という目まであり得るチャレンジメニュー。
ここは後輩社員に女性のアル中仲間を探してもらい計六名のツイン三部屋に変更するのが吉。早速その旨を指示したところ、すぐに「今から口説いてきます」と連絡があり、その翌日には「釣れました」との報告。仕事が速い。
これで旅のメンバーは男性三名女性三名の計六名に。

メンバーチェンジ四回目

これで前述の夫婦、ぼくら男性二名、後輩とその友達の女性二名でそれぞれツインの部屋を取ればいい。きれいに話がまとまりかけたところに後輩から更に「もう一人いいですか」との申し出。
そういうことなら後輩とその友達二名、要するに女性三名はトリプルを取ればいいかと考え許可したものの、部屋を取るために追加一名の氏名を聞いたところ明らかに男性の名前。
それはどうなんだろう、って言うか男女混合トリプルはマズいだろうというぼくの細やかな気遣いは一体なんだったんだろう、とも思ったけれど「気兼ねしない友達なので問題ないです」とのことなので部屋を予約。
その後、その男性から「パスポート持っていないんですがいいですか」という衝撃の申し出を受けたことも今となってはいい思い出となっております。
これで旅のメンバーは男性四名女性三名の計七名に。

メンバーチェンジ五回目

旅立ちまで残すところ一ヶ月とわずかというタイミングで前述の夫婦の奥さんが仕事の都合で参加を断念。
ここで単純に夫婦用に予約したツインからひとり脱落してしまうと旦那さんがツインの部屋をひとりで使うことになり八万円強という莫大な追加料金が発生することが判明。
結局、男女混合トリプル部屋からパスポート野郎を引っこ抜いてツインにスライド、都合ツイン三部屋に変更したいと旅行代理店に依頼。代理店の担当が論理的思考力に今ひとつ乏しかったこともあり、ここに書くのも面倒くさい様々なやり取りを何度も経て何とか予約変更完了。海外旅行の幹事は二度とやるまいと心に誓った瞬間でした。
これで旅のメンバーは男性四名女性二名の計六名に。

メンバーチェンジ六回目 (未遂)

旅立ちまで残すところ数週間というタイミングで今度はパスポート野郎から仕事の都合で参加をキャンセルしたいという申し出。
しかし予定の日程から一ヶ月を切っているのでキャンセル料が発生しまう。さらには誰かがツイン部屋をひとりで使うことになり前述の追加料金が発生してしまうので、これも負担してもらわなければならない。これらの事実をとくとくと説明し、あきらめたらそこで試合終了ですよ、などと安西先生ばりに必死の説得。なんとか予定通り休暇を取得してもらうことで決着。
まあ要するに予約変更作業にいい加減うんざりしていただけであり、海外旅行幹事として何かいやらしいスキルを身に付けてしまったと実感した瞬間でした。
これで旅のメンバーは男性四名女性二名の計六名に決定しました。それじゃあそろそろ行ってくるよ。