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個人の日記です

Performen IV

劇団電動夏子安置システム の公演「Performen IV 〜Inferno〜」を観てきました。
電夏の公演は、演目ごとに同じストーリーを別の視点から演じるという手法が特徴的で、両方観ないと面白さ半減と言うか、両方観ると面白さが五倍増しくらいになります。登場人物のそれぞれに時間軸があって、物語の進行と共にそれらが複雑に絡み合ってひとつのストーリーが出来上がるという意味では「ルールズ・オブ・アトラクション」や「明日、君がいない」などが好みの方にはハマると思います。
全体のテイストはもっともっと明るいけど。
今回はプント編、リネア編の二編が用意されていたので、プント編、リネア編の順に鑑賞。なぜだかリネア編の方をより面白く感じました。単にそれぞれの「獄」がより好みに合っただけかもしれません。
これまでは知り合いが出演している公演しか観に行っていなかった電夏ですが、何度観ても面白いので、今後はもうちょっと積極的に観に行くような予感がします。
音楽、舞台、衣装の完成度も高く、こういう世界があるということ自体が興味深いです。