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個人の日記です

Java Cloud Meeting Tokyo 2010 x Seasar Conference 2o1o

行ってきました。当日の tweet を振り返りつつ感想など。

デベロッパーのためのAWS講座

まずは AWS エバンジェリスト Jeff Bar 氏の講演。エバンジェリストらしく AWS について網羅的に紹介。
当然、英語の講演でしたが同時通訳というか追っかけ通訳みたいな通訳有り。
Jeff はかなりゆっくり話してくれましたが、あまり声を張る感じではなかったので、所々聞き取りづらく、通訳無しだと内容を半分も理解できなかったような気がします。
で、そんな通訳を聞きながら何の気無しに 素朴な感想 をツイートしたところ、十名以上の方 にふぁぼって頂けたようで、びっくりしました。

Seasar プロジェクト徹底攻略! -Seasar2徹底入門 番外編-

次に Project Amateras の竹添直樹 (id:takezoe) さんによる講演。Seasar2徹底入門 番外編ということで書籍には載っていないプロダクトの紹介を中心とした内容。
個人的に大好きな Cubby や、名前だけは知っていたけど使ったことのない Doma などをテンポ良く紹介されていました。Seasar Conference も兼ねているため Seasar Foundation 関係者が多く、なかなか批判的な意見を言いづらい空気の中、各プロダクトについてメリット/デメリットをきっぱりと主張されていて、とても参考になりました。
特に Fisshplatemobylet はお勧めということだったので、次案件への適用を検討しようと思いました。
また、前日に 確信犯的に図々しいツイート をしたところ、寛大なお返事 を頂けたので、お言葉に甘えて講演後に御挨拶させて頂きました。ちなみにサインは貰ってません。

さよならmobylet - 携帯デバイスはスマートフォンの時代へ -

続いて mobylet竹内真 (id:mobylet) さんによる講演。mobylet の web サイト同様、とてもきれいなスライド。
竹内さんの講演は Seasar Conference 2009 Spring 以来、二度目の拝聴でしたが、前回同様、リラックスして聴ける楽しい雰囲気のセッションでした。
講演の内容は主に mobylet が地味にがんばっているすごいところの紹介で、mobylet は内部で独自の文字コードマッピングを持っていてキャリアごとに絵文字の入出力を変換してくれるとか、涙無しでは聞けない内容が多かったです。特に CSSExpand の機能実装のお話しは聞いているだけで餌付きそうになりました。
今後、携帯デバイスは緩やかにスマートフォンへシフトしていくことは想像に難くありませんが、それでもいわゆるガラケーの根は深く、まだまだしばらくは mobylet のお世話になることも多いかと思いました。

Web の現在・過去・そして未来

最後に、きしだなおき (id:nowokay) さんの講演。はじめて拝聴しましたが、まさかの手書きスライドでいきなり吹きました。
講演の内容はタイトルの通り Web の進化を当時のはやぶさの姿とともに時系列に追っていくというもので、個人的には 書籍「Web を支える技術」にも通じるところ があるなあと思いながら楽しく聞かせていただきました。

Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)

Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)


また、2005 年がひとつの節目であったことを、当時のサービスはもちろん、ハードウェアにまで目を向けて分析されていたのが印象的でした。GoogleMap の AJAX や iPhone4 の Facetime に見られるとおり、概念や技術そのものに新奇性が無くても、それを成り立たせるためのハードウェアやインフラが揃うと初めてブレイクスルーが起こり得るわけであり、ハードウェアに目を向けるというのはとても正しいことなんだなと思いました。
講演後、竹添さんとお話をしているときにきしださんがいらっしゃったので一声だけお話させて頂いたのですが、いかんせんヒトミシリ病がなかなか治らずきちんと御挨拶できなかったのが心残りです。

総括

今回の Seasar Conference も拝聴したい講演が目白押しで、

あたりは見たかった。ustream 録画とかないんですかね。
幸い、アフターフォロー のページと slideshare に一部スライドが公開されていますので、こちらでなんとか講演の内容を想像してみたいと思います。