デブサミ2014EnterpriseTED3に登壇しました #devsumiE
Developers Summit 2014 の初日最終セッション Yet Another Your Story (Enterprise TED 3) に登壇しました。
応募した当初は昨今の Web アプリケーションフレームワークに関するテクニカルな話をしたいと考えていたのですが、同じ壇上に立つメンバーと発表内容や発表順について打ち合わせをした結果を踏まえ、抽象度を上げたエモーショナルな内容に変更しました。
機材トラブルもありましたが、慌てることなく自分の Story をお話しできたかと思います。聴いてくださった方の Action に繋がれば幸いです。
話した(かった)こと
枯れているからとか学習コストガーとか採用実績ガーとか小賢しい言い訳を並べていないで、いろいろ試してどんどんアウトプットしていれば、そのうち面白いことが起こりますよ、という当たり前のことをお話をしてきました。
特に Java 周辺にスポットを当てると、Struts 1 が EOL を迎えたり Java8 が間もなく登場したりと、反対勢力を黙らせる材料も揃ってきており、動き出すタイミングとしては最適だと思います。
Java 周辺に限らず Web アプリケーション全体を見渡してみると、クラウドやモバイルの本格化に伴い、サーバサイドはステートレスな API サーバ化していくと考えられるので云々という話もしようと思いましたが、上述の通り他のメンバーの発表と温度感が合わないことと、言いたいことは大体 The Twelve-Factor App(日本語訳) に書いてあるので、こちらを読んでくださいとお話ししました。
感想
お恥ずかしいことに登壇はもちろん、参加すら初めてのデブサミだったのですが、サミットというよりもフェスティバルという感じでとても楽しかったです。
目黒雅叙園でコンピュータ系のイベントというアンバランスさがものすごく面白くて、最初に雅叙園でやろうと言い出したひと(岩切さんなのかな?)は相当ロックだと思います。今年のスピーカー控え室は 竹林 という宴会場で、ものすごく格式高い宴会場なのにエンジニア達がパソコン開いてスライド作ったり VPN 繋いで仕事したり名刺交換してたりカオスで笑えました。
謝辞
今回は Enterprise TED ということで 5 人のメンバーが順に 10 分間ずつお話しする形式でしたが、振り返ってみるとこれがとてもよかったです。なにかの間違いでひとり 45 分枠になっていたら、もっと的を外したスライドを作って、もっと準備不足でテンパって、本番を盛大に失敗して、二日目は自己嫌悪で寝込んでいたと思います。
岩切さん、ケントさん、高柳さん 、真智子先生、荒井さん の手厚いフォローのおかげで、少なくとも自己嫌悪で寝込むことにはならない程度の発表に漕ぎ着けることができました。お忙しい中、本当にありがとうございました。
小川さん、中野さん、平栗さん、たかのさん、楽しかったですね。これも何かの縁なので今後ともよろしくお願いします。まずは打ち上げやりましょう。