改造レバーレス基板換装メモの組み立て編です。その他のメモは以下を参照してください。
- 改造レバーレスの基板を換装した (作業計画編) - garbagetown
- 改造レバーレスの基板を換装した (基板準備編) - garbagetown
- 改造レバーレスの基板を換装した (外装加工編) - garbagetown
- 改造レバーレスの基板を換装した (配線準備編) - garbagetown
- 組み立て
買い物リスト
これまで準備したものを組み立てるために次のものを買いました。
物品名 | 購入先 | 単価 (円) |
---|---|---|
タカチ電機工業 AST3-6B ナット入り貼付型スペーサー ASTシリーズ | 千石電商 | 230 |
プラダン | セリア | 100 |
プラダンはカッターで簡単に切れるプラスチック製の段ボールのような素材です。F500 とネジ位置が違う PFB を取り付けるために使います。強度は頼りないですが、負荷がかかる場所ではないので簡単に加工できる点を重視しました。
組み立て
F500 の基板を取り外し、PFB 右側の USB-C ケーブルや下側の 4 ピンコネクタが外装に干渉しないように設置できる場所を探します。おおよその位置が決まったら PFB と同じ大きさにカットしたプラダンを押し当てて、ネジ位置にキリで穴を開けます。プラダンが半透明なためネジ位置が見えやすくてよかったです。
プラダンを外装にネジ止めします。なお、各ボタンはすでに配線済みです。
両面テープ付きのスペーサーを貼り付けます。スペーサーを貼り付ける位置の関係からプラダンを止めている右側 2 箇所のネジにアクセスできなくなりますが、取り外す予定はないですし、いざとなったら破壊すればいいと割り切りました。
PFB をネジ止めします。
各ボタンのケーブルをターミナルブロックの所定のピンに挿し込んだら、ネジを締めて固定します。パススルー用のケーブルも端子付き USB ケーブルに挿し込んでネジで固定します。
最後に USB-C ケーブルを接続して完成です。右上の基板の TURBO ボタンが使われておらずもったいないことに気づいたので、トレーニングモードの再スタートなどに便利な LS ボタンに割り当てました。PH コネクタ付きケーブルを取っておいてよかったです。
背面に移設した USB ポートに RAP.V を、PFB に接続した USB-C to A ケーブルを PS5 に接続して、認証をパススルーできていることを確認しました。
余談
ボタンをつけたり外したりしているうちにツメが折れてしまいました。ひとつ 450 円もするクリアボタンなのでけっこうショックでした。
ひとつ 240 円のボタンに交換しようと千石電商に足を運びましたが、無難な白や黒、グレーは欠品だったため、今回はクリアボタンのグレーに変更してみました。
ホールソーで空けた穴が少し小さめで、ツメを強く押し込まないと外せなかったことが原因と考えられます。後日、ステップドリルビットで穴を少し広げる予定です。
まとめ
けっこう入念に下調べした甲斐があり、致命的なミスや見落としなどに見舞われることなく無事に基板を換装することができました。インターネットに知見を公開してくださっている先人たちと、職場のなんでも知っているおじさんに心より感謝します。
今後は必要に応じて L2 ボタンを復活させたり、RS ボタンを増設してみたいと思います。