改造レバーレスの基板を換装した (外装加工編)
改造レバーレス基板換装メモの外装加工編です。その他のメモは以下を参照してください。
- 改造レバーレスの基板を換装した (作業計画編) - garbagetown
- 改造レバーレスの基板を換装した (基板準備編) - garbagetown
- 外装加工
- 改造レバーレスの基板を換装した (配線準備編) - garbagetown
- 改造レバーレスの基板を換装した (組み立て編) - garbagetown
買い物リスト
外装を加工するために次のものを買いました。
物品名 | 購入先 | 単価 (円) |
---|---|---|
簡易ノギス | ダイソー | 100 |
ステップドリルビット | メルカリ | 750 |
Amazon で見つけたパネルマウント USB ソケットのページには寸法が書かれていなかったので、まず簡易ノギスを買って寸法を測りました。
外装に 22mm の穴を空ければ良さそうです。
ネジ穴は 3mm でした。
天板を加工する際にメルカリで買ったホールソーには 22mm の刃がありません。20mm の穴を空けてから丸棒ヤスリで広げるのは大変そうです。
そこで同じくメルカリでステップドリルビットを買いました。
電動ドライバーと 3mm のドリルビットは在宅勤務環境を整えたときに買ったものを使います。詳細は以下を参照してください。
余談になりますが、ドリルビットやホールソーなどはメルカリに新品が安く大量に出品されているので、必要になった際にはチェックしてみることをお勧めします。
また、前回に書いたようにパネルマウント USB ソケットが 1,213 円と意外に高価でした。割高に感じたのでメルカリや秋葉原を探し回りましたが、お買い得な商品は見つけられませんでした。AliExpress で 300 円程度で販売されているのを見つけましたが、アカウントを持っていないこと、配送に時間がかかること、送料が高いことから今回は断念しました。
加工
必要なものが手元に揃ったので、実際に外装を加工します。外装の内側には補強があり、USB ソケットを当てがってみたところギリギリ入りそうでした。
穴空け位置が左右どちらに寄っても補強を削り取ることになり大変そうです。中心が分かるように慎重にマスキングテープを貼ってから穴空けしたい位置にボールペンで印を付けて、3mm のドリルビットで下穴を開けました。
あとは 22mm のステップドリルビットに交換して穴を広げていきます。細かい削りクズが出るのでベランダで作業しました。20mm くらいまでは一気に広げて、そのあとは USB ソケットが入るようになるまで少しずつ穴を広げました。バリを取るために適当にヤスリがけしたので傷だらけになっていますが、内側なのできれいに仕上げる必要はないでしょう。
逆側からの写真を撮り忘れたので分かりづらいですが、USB ソケットが入ったらそのままネジ穴に 3mm のドリルビットを突っ込んでネジ用の穴を開けます。
ネジが通ったらナットで固定して完了です。穴空けがほんの少しだけ向かって左側に寄ってしまい、右上のナットは素直に固定できましたが、左下のナットはネジを通してから回すと補強に干渉してしまいました。そこで、先にナットを外装に押しつけてからネジを挿し込み、ナットとネジが噛み合ったことを確認してからドライバーで締め込みました。
外装の外側から見た様子です。想像していた通りに仕上がって満足です。
余談
2021-01-14 に次のように書きました。
電動ドライバーを購入するのは初めてなので他の製品と比較できませんが、問題なく使えています。
勢い余ってドリルビットのセットも買いましたが、後日ダイソーで 2.5 mm のドリルビットを発見して悔しかったので今後も無駄に穴を開けたいと思っています。
電動ドライバーとドリルビットセットは、今回の他にも PS5 をデスク天板裏側に固定したり、アクリル天板に穴を空けたりと大活躍しています。良い買い物をしました。
外装の加工については以上です。次回は配線の準備について書きます。