Developers.IO 2017 に参加しました #cmdevio2017
クラスメソッドさんのカンファレンスイベント Developers.IO 2017 に行ってきました。
まったく関係ないけど、会場近辺は一昨年のビッグデータ案件で終電を逃しては缶ビール飲みながらタクシーを拾ったりしていた場所なので懐かしかったw
このへんビッグデータ案件時代によく終電逃して歩いたなあ pic.twitter.com/LIqvsCrbs1
— がるがべ (@garbagetown) 2017年7月1日
【K-1】 History of AWS, Still Halfway through
基調講演は AWS 事業部部長の佐々木大輔 (@smokeymonkey) さん。
早速スライドとブログ (と言うかスクリプトと思われるw) が惜し気もなく公開されているので、そちらを参照。
個人的に自己紹介スライドが印象的でした。
と、技術力があり、しかし場所には縛られず、ワークライフバランスの充実度が感じられるクラスメソッドさんらしい一枚。
基調講演らしく力強い想いが溢れつつも、しっかりと市場を見定め、かつ確かな技術に裏付けされたすばらしいセッションでした。
ランチセッション
続いてお弁当を頂きながらランチセッション。
ランチセッション待機 #cmdevio2017 pic.twitter.com/WhZWZv786A
— がるがべ (@garbagetown) 2017年7月1日
クラスメソッド代表の横田 (@sato_shi) さん。
いろいろとリアルな数字の載ったスライドだったので、さすがに公開されないのかな。
前半はこの 2〜3 年でクラスメソッドさんが急成長されていることがはっきりと見て取れる各種数字や、ワークライフバランスを重視した社風などについて、後半はこれからクラスメソッドさんが取り組まれていく VUI についてのお話でした。
佐々木さんの基調講演と同様、ビジョンとビジネスとテクノロジーのバランスがすばらしいなあと感じました。
全体的に非常にリラックスした雰囲気で、「このペースで話すと終わらないね」と時間を気にしつつも、しばしば司会進行役のマーケティング部長嵩原さんとの息の合ったノリツッコミや、いらすとやの話に脱線するのが印象的でしたw
【A-1】 クラメソの請求を支える技術(サーバーレス編)〜40歳中年エンジニアの生存戦略〜
午後イチは植木 (@czkuk) さん。サブタイトルに惹かれて拝聴w
現時点でスライドは公開されていないようですが、いずれ公開されると思いますので気になる方は http://dev.classmethod.jp/ をしつこくチェックしましょう。
タイトルの通り、急成長するクラスメソッドさんの請求システムを AWS Lambda で短期間に刷新したお話と、中堅エンジニアならでの視点についてのお話。
サーバレスというキーワードだけ切り取るとテクノロジー的にホットな内容を想像しますが、以前は半月掛かっていた請求処理コストをわずか数日にまで削減し、これによって浮いたコストで事務作業に付きっきりだった社員がエンジニアに転向することができたという、地に足の付いた内容でした。
クラウドネイティブな世代にとっては当たり前のことかもしれませんが、以前は自分たちで手を動かして構築・設定していたハードウェアやミドルウェアはどんどんサービスとして提供されており、これらを API でつなぎ合わせるだけでシステムが作れる時代になっているんだなあと再確認させられるセッションでした。
最後に「半径 5 メートルを幸せにする」ことが自分の生存政略とお話されており、不惑ならではの堂々たる安定感を感じました。
【A-2】 基礎からの OAuth 2.0 〜 認証と認可の概念、認可コードとアクセストークンの意味 〜
続いてなぜか変換できませんが、みやもと (@daisuke_m) さん。
スライドはこちら。
技術的な内容の分かりやすさはもちろんのこと、現実世界のメタファの使い方と話の組み立て方が抜群でした。
誰しもストーリーのしっかりした映画や小説、漫画などで「あそこで張った伏線がここで回収されるのか!」と膝を打った経験があるかと思いますが、あれと同じ感じです。とても勉強になりました。
あと、なんかスポットライトみたいにできるポインターが超かっこよかった。
うおーーこのスポットライトみたいなリモコン?欲し過ぎる!!! #cmdevio2017
— がるがべ (@garbagetown) 2017年7月1日
↑これ。ほしい。けど高い。
あまり多用されていませんでしたが、リダイレクトが大量で超むずかしいインプリシットフロー、認可コードフローを説明するときこそスポットライトの機能を使うべきなんじゃ、って思いましたw
【F-3】 今さら聞けないAWSによる監視の世界
ここで 3 階に降りて菅野さん。ツイッタアカウントは非公開もしくは存在しない?
スライドは下記ブログから参照できます。
恥ずかしながら AWS のことはほとんど分からないド素人なので、とても分かり易かったです。
必ず失敗すると言われているデモもしっかりと成功されていました。デモ用 EC2 に cmdevio2017!!!!! というリクエストを送って 404 アラートメール飛ばさせたのは自分です。すみませんwww
【A-4】 Amazon Elasticsearch Service の使いドコロ
最後のセッションは 11 階に戻って藤本 (@a04316) さん。
スライドはこちら。渾身の 108 枚w
内容が盛り沢山で、タイトルには出てこない RDBMS による全文検索や転置インデックス、形態素解析などにも触れられており、肝心の Amazon Elasticsearch Service については駆け足な印象でした。
個人的には MySQL で全文検索ができることや、Elasticsearch の内部構造などは知らなかったので、興味深く拝聴できましたが、この辺りはすっかりご存知で AWS ならではのお話を期待した方には物足りなかったかもしれないですね。
後ほど駆け抜けたスライドをゆっくり拝見しますw
【F-1】 Festivals.IO
参加者全員で会場設営に協力して懇親会。
飲み切れないほど大量のビール (プレミアムモルツ!) と、食べ切れないほどの食事、そしてなぜか光る棒が振る舞われました。
…使い方が分からない #cmdevio2017 pic.twitter.com/kcTuL8Uomf
— がるがべ (@garbagetown) 2017年7月1日
ぽきっと折ると光るようです。ツイッタで教えてくれた @opengl-8080 さん、ありがとうございました!
スポンサー各位の LT を拝聴しながらクラスメソッド社員数名の方とお話させて頂くことができました。お話しさせて頂いた方々、ありがとうございました!もっとたくさんの方とお話したかったですが、またの機会の楽しみにしたいと思います :-)
とても楽しかったです。クラスメソッドの皆さま、ありがとうございました!