グーグル ネット覇者の真実
先月末にぎっくり腰をやってしまい二日間寝たきりだったので Kindle 版を買って読んでみました。
- 作者: スティーブン・レヴィ
- 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
- 発売日: 2012/08/31
- メディア: Kindle版
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創業当時から広告事業で大成功を納めるまでのわくわくするような話から、超大企業になったことによる様々な苦しみに続き、フェイスブックにこてんぱんにやられるところまでが書かれていました。スタートアップ企業に務めている方などは読んでみるとテンションが上がってよいのではないでしょうか。
技術的なことはほとんど書かれていないどころか「ジャバスクリプト」なんて書かれている始末なので、技術的な側面に興味がある方は少し古い本ですが「Googleを支える技術」を読んでみると面白いと思います。
Googleを支える技術 ?巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)
- 作者: 西田圭介
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/03/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本の終盤に書かれている Google Buz とか Wave (なつかしいですね...) の失敗から Google +1 のリリースまで、Google はあくまでネット企業というイメージでしたが、ここ数年は Google Glass や自動運転自動車、Chromecast など、人々をパソコンから引き離そうとしているようにも見えます。
そう言えばスマートウォッチなんてものも発表されましたね。
- Google、スマートウォッチOS、Android Wearを発表―最初の製品はLG ‘G’とMotorola Moto 360 - TechCrunch
- 長年腕時計嫌いだったぼくがAndroid Wearスマートウォッチを常用したくなった理由 - TechCrunch
正直もうちょっとデザインなんとかならなかったのかとも思いますが、どうでもいいアプリを作ってみるのも楽しそうです。
Calling all translators!
先月末の 06/30 に Playframework のメーリングリストに以下のメールが投稿されました。
Playframework 日本ユーザー会のメーリングリストに吉田さんが投稿してくださったとおり、コミュニティが有志で管理していたドキュメント翻訳を playframework.com で公開できるようにしたという内容です。
上記 James の投稿にリンクが貼られていた Translations を読んでみたところ、現在の運用と大きく変わるところも無さそうなので、日本語翻訳も playframework.com に提供する旨を返信しました。
現在の playframework-ja.org は、ぼくが playframrowk 1.2 で書いた怪しげなアプリケーションを Google App Engine で動かしており、ビルドやデプロイ手順が秘伝のタレ化していたり、サイト全体のデザイン変更やダウンロードページその他の変更への追従が地味に大変だったりと、ドキュメント翻訳以外の手間も掛かっていたので、いい機会だと考えました。
Google Analytics のログを眺めたり Amazon アフィリエイトでドメイン利用料を払うための小銭を稼いだりすると言った楽しみがなくなるのは少し寂しい(アクセスが収束するまで playframework-ja.org も活かしておきますが、playframework.com へリダイレクトする簡単なアプリを配置する予定)ですが、本家サイトでの翻訳ドキュメント公開は四年越しの悲願でもあったので、ようやくあるべきところに落ち着きそうでとてもうれしく思うと同時に、遅れに遅れている 2.2.0, 2.3.0 の翻訳プレッシャーをこれまで以上に重く感じています。
日本語翻訳への貢献手順をまとめ次第、日本Playframeworkユーザー会 | Doorkeeper で翻訳もくもく会を設けようと思いますので、英語や OSS 貢献などに興味がある方は是非ご協力頂ければと思います。
TED日本語 - セバスチャン・スラン: Googleの自動運転車で目指していること
少し間が空いてしまいましたが今日はこちら。
ぽろぽろ噂を聞く Google の自動運転車のごく簡単な紹介です。
全体的に落ち着いたプレゼンで、スピード、抑揚ともに控えめな印象ですが、それでも初見で字幕無しだったら厳しいだろうなと感じるところが何箇所かありました。これくらいすらすら聴けるようになりたいものです。
以下、英語学習とはなんの関係もない余談。
上記プレゼンの冒頭とは相容れず、ぼくは男性ですが自動車の運転が好きではありません。
酒を飲んだら乗れないという時点で論外ですし、何をするにせよ費用が掛かり過ぎるうえに、最悪の場合は人を殺すこともあり得るのは、娯楽としてはハードモード過ぎると思わざるを得ません。
それでもやはり小さな子供がいると自動車の便利さは代え難いものがあるので、早くこのような技術が実用化されるといいと思います。
TED日本語 - マルコ・テンペスト: 空前絶後のサイバー・カードマジック
今日はマジックとテクノロジーを組み合わせたアーティスト、マルコ・テンペストさんの数多くある TED スピーチの中から、まだ観たことがなかったものを選んでみました。
相変わらずの「分かってらっしゃる」演出が素晴らしく、ついつい動画のほうに注目してしまいます。
マルコ・テンペストさんは、NHK の番組「スーパープレゼンテーション」に登場したこともあり、その際にマジックとテクノロジーを組み合わせたいと考えていたものの、お金が無かったので、当時 NeXT を立ち上げたばかりのスティーブ・ジョブズに NeXT をくれないかと手紙を書き、本当に NeXT コンピュータを贈ってもらったという仰天エピソードが紹介されていました。
下記リンクにその逸話も含むインタビュー記事が英語と日本語で掲載されていますので、興味がある方は併せてご覧になってみてください。
ちなみにこの番組「スーパープレゼンテーション」は、吹石一恵様の美しいご尊顔を拝見し、麗しいお声を拝聴することのできる神番組なので、正座して視聴しましょう。
TED日本語 - アーサー・ベンジャミン: フィボナッチ数の魅力
TED日本語 - サンジェイ・ダストゥア: 原付スケートボード
今日は Play Framework 2 Meetup に参加したため珍しく意識が高まっており、あまり時間を使いたくないので短めのやつを選んでみました。
短いです。4 分 21 秒のうち 1 分は下の画像のような音声のないイメージビデオなので更に短い。
原付と言っておきながら原動力はガソリンではなくて電気です。自転車道路も整備されていない凹凸だらけの日本では使い物にならないと思いますが、話し方が落ち着いているので聞き取り易いです。知らない単語も数えるくらいしか出てこなかったような気がします。
それでも字幕を消して見ると聞き取れないところが何箇所もあって、この 先生きのこる ことができるか不安です。
というブログを微笑ましく読み返すことができる日が来ることを祈っています。
TED日本語 - マイケル・ディキンソン: ハエはどうやって飛ぶの?
今日はこれ。
速い。本人も自覚はあるらしく下の画像のようなジョークを挟んでいて、それで笑いが取れるくらいに速い。
このスピードで五秒と黙ることなく 15 分間しゃべりっぱなしなので、話している方もそりゃ疲れるだろうけど聞いている方も疲れる。ただし滑舌は悪くないと思うので、知っている単語はけっこう聞き取れた気がします。
デジタルキャストおれおれ鑑賞法
いろいろやってみた結果、今はこんな風に鑑賞しています。
- 1 回目。英語と日本語字幕を両方表示して観る
- 2 回目。英語の字幕だけ表示して観る
- 字幕と動画に視線を集中する
- 耳に入ってくる音と目に入ってくる英語を思い出して話の内容を理解する。スライドの内容が記憶を掘り返すヒントになる
- 聞き取れないところ、理解できないところ、覚えていないところがあっても気にしない
- 3 回目。字幕なしで観る
- この辺りでだいたい酔っぱらっているのであまり意味がない
- 分かった気になって無駄な自信を付けることが目的
- 努力した気になって無駄に安心することが目的
五月病かなと思ったら試してみてください。